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— official JKT48さん (@officialJKT48) 5月 17, 2012
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【リアル・リーダーシップ 成功のための五原則/ピーター・ジョージェスク デイビッド・ドーシー】中央公論新社 2007年5月10日
成功のための五原則 とは言っても、ハウツー本ではない。(少なくとも自分にはそう見える)
ビジネスが人類史上初めて『供給過剰の世界』に入り、今後どうすべきかを、アメリカの広告代理店ヤング&ルビカム社名誉会長が、生い立ちと顧客との逸話を交えながら、語っている。
・創造性(未来を生み出す工場)
・優れたリーダーシップ(ミスター・タフガイはもういらない)
・コンピテンシー(もっとも重要なツール)
・アラインメント(魔法の言葉)
・価値観(善良であれ)
読み始めてしばらくは、何を言ってるのかがさっぱりわからない。
創造性を育むには、アルファ波がどうたらとか、環境がどうしたとか、怪しげな自己啓発本の類かと思っていた。
そして、ちょうどそのころ、ツイッターで(May_Roma)さんの以下のつぶやきを目にした。
20年ぐらい前から、英語圏の経済地理学者や社会学者の間では、「創造的な階層」を産み出す都市とはどの様な都市か、また、其の様な階層は物理的空間を超えてどの様に繋がっているかということを研究することが盛んになっています。例えば→hvrd.me/K2uTtO
— May_Romaさん (@May_Roma) 5月 9, 2012
ここで重要なことは、アメリカやイギリスやカナダやオーストラリアで教育政策や移民政策や都市計画、産業政策を作る学者や役人が、「創造的な階層」を生み出して行くにはどうしたら良いか、政策や街をどうやって設計すべきか、ここ20年間真剣に議論して来たことです。そしてそれを実行しています
— May_Romaさん (@May_Roma) 5月 9, 2012
日本ではそれらの国がどういう政策をやっているか、お勉強と模写はしていますが、その背景にある思想を理解していません。その結果、やっていることがチグハグになっています。移民も教育も住宅も起業支援も労働規制もお互いが繋がっているんです。ところが日本ではバラバラです。
— May_Romaさん (@May_Roma) 5月 9, 2012
創造性を生み出すために(の)街づくりをしているとは!
そういうことなら、創造性を生み出すために(の)会社づくりがあってもおかしくはない。
新しい試みが『供給過剰の世界』を生き抜くために必要だとするならば。
ビジネスのルールが変わったんではないだろうか?
それは、ちょうど、第一次世界大戦後のヨーロッパで政治のルールが変わったように。
そして、そのルールが変更したということに、自分は気付いていないのではないだろうか?
ロンドン軍縮会議に出席した西園寺公望の時のように。
ピーター・ジョージェスク氏が提示している五原則は、ビジネスの鉄則というより、道徳を説いているかのようである。
日本史で言うと、江戸時代、戦国武士ではなく、平和な時代のための新しい武士を模索し、儒教を基にし、徳や礼節を重んじる方向に舵をきったようにである。
この本に書かれてあることが、アメリカでどういう風に受け止められたかはわからないし、今、現在、どういう方向に行こうとしているのか私にはわからないが、アメリカにおける主に金融会社の不祥事から経済の低迷(それもかなりのダメージ)にいたった背景を考えると、われわれの祖先が江戸時代に方向転換したような状況がアメリカに起こっていても不思議ではない。
それに『需要過剰の世界』(作れば売れる)から『供給過剰の世界』(あまり必要でない)に変わったのだから。
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